純銀製 1878年 バーナード工房製 ティーサービス4点セット&サルヴァ

URE-121

950,000円(税86,364円)

在庫状況 SOLD OUT

時代

◆状態◆

目立つようなキズや凹み等無く、良い状態です。


◆時代◆

1878年 ロンドン製 バーナード工房製(Walter & John Barnard工房製)


◆商品説明◆

珍しいデザインのティーサービス4点セットとサルヴァです。

製作工房は、バーナード工房でティーサービス・サルヴァ両方共に1878年製です。

アール・ヌーボーの影響をうけているため優雅な曲線を描いた個性的なデザインとなっております。縁の部分のピアス細工と優雅な曲線のデザインが非常に個性的かつ珍しいです。

つまみのデザインも珍しく、松かさのように見受けられます。松という植物は、縁起が良く貴族の家紋にも好んで使われたので恐らくつまみのデザインもそのような影響を受けているかと思います。

バーナード工房は恐らく世界最古の工房であると言われております。1680年に、アンソニー・ネルメ・C・ロレンツォによって設立されました。 バーナード工房は、家族工房であり1722年に父親が亡くなった際にフランシス・ネルメが事業を引き継ぎ、1739年にトーマス・ホイパムが事業を引き継ぐまで継続しました。 1756年に彼の死後、息子のトーマス・ウィパム・ジュニアはチャールズ・ライトと事業提携をします。トーマスは 1775 年に引退し、事業はチャールズ ライトによって引き継がれました。この事業は 1786 年にヘンリー チャウナーによって合併され、エドワード バーナード (1 世) の次男が会社の職長になりました。チャウナーは初代エドワード・バーナード(1世)の主人であったため、バーナード家のつながりは1773年まで遡ることができます。1796年にジョン・イームズと提携し、チャウナーの引退後にオーナーとなったエドワード・バーナード(1世)をマネージャーとして維持しました。 イーメスは 1808 年に亡くなり、彼の未亡人レベッカがエドワード・バーナード (I) をパートナーとして迎えました。レベッカ・イームズは 1829 年に撤退し、エドワード・バーナード (1 世) が息子のエドワード・バーナード (2 世)、ジョン・バーナード、ウィリアム・バーナードとともに経営者となり、エドワード・バーナード & サンズというスタイルで取引を行いました。エドワード・バーナード (1 世) の引退後、エドワード・バーナード (2 世) (1846-1851 年)、ジョン・バーナード (1 世) (1846-1868 年)、ウィリアム・バーナード (1846 年)、エドワード・バーナード (3 世) (1868 年) によって事業を継承していきます。その後、ウォルター・バーナード(1868-1903)、ジョン・バーナード(2世)(1868-1903)、マイケル・バーナード(1896-1903)、スタンリー・バーナード(1896-1903)、ロバート・ダブコック(1896)へと継承されています。バーナード工房は、1910 年に Edward Barnard & Sons Ltd という名称で有限会社となりました。1977 年に Edward Barnard & Sons Limited は Padgett & Braham Ltd の子会社となりその長い歴史に幕を閉じました。