◆状態◆
目立つようなキズやカケ等無く、良い状態です。
◆時代◆
1880年〜1900年初頭
◆サイズ◆
カップ(全体の高さ6.5cm 直径6.5cm)
ソーサー(直径12.5cm)
◆商品説明◆
裏印に「S52」と刻印が入っているので、セーヴルと判定するディーラーもいますがこちらは「セーブルスタイル」のパリ窯のものであるといえます。
その理由として白磁の色味が本来のセーヴルと比べると異なる点や絵付けのテクニックが緻密さを追求しているよりはソフトなタッチで描かれている事があげられます。このようなソフトタッチは、パリ窯スタイルの典型的絵付けだと思います。
19世紀後半から20世紀初頭のフランスで流行した、ロココ回帰的な「愛の寓意」を表現した絵付けとなっています。
ソーサーには、リュートの絵付けがはいっていて「恋愛・音楽」を表現しています。
華やかで可憐な絵付けなので、キャビネットカップとして飾り棚にディスプレイすると美しいかと思います。
異なる図柄のものが3客買付できています。