◆状態◆
目立つようなキズやカケ等なく、良い状態です。
◆商品説明◆
一見するとオールドノリタケのようですが、「名古屋製陶所」の作品です。
豪華な金盛と鮮やかな緑に風景紋がとてもよく映えるカップです。
ソーサーに描かれた橋の欄干にはジュール細工が入り、遠近法を感じる面白い構図です。
名古屋製陶所の歴史をひもとくと、ノリタケとは縁が深いと言えます。
ノリタケで働いていた、技師の飛鳥井幸太郎が1911年に「帝国製陶所」を設立したのが始まりです。
帝国製陶所は、急成長を遂げてノリタケのライバル社となりましたが経営困難になり名古屋財閥の援助を受けて「名古屋製陶所」となりました。
その後、1969年に解散となり名古屋製陶所の歴史に幕が閉じられました。
本品は、海外輸出向けに作られたお品だと思われます。
日本人としては、興味深いアンティークカップです。