オランダ ローゼンブルク アール・ヌーボースタイル 花紋ティーカップ

URB-181

682,000円(税62,000円)

在庫状況 SOLD OUT

時代
サイズ

◆状態◆

目立つようなキズやカケ等ありません。

◆商品説明◆

オランダを代表する窯「ローゼンブルク(ローゼンブルフと表記する場合もあります)」のティーカップです。

独特の形状のカップとソーサーが印象的です。

以前同じ造詣のティーカップを扱ったことがございますが、本品で2点目となります。

久し振りに出会えたティーカップです。

矢車草を題材としているように思えます。

緩やかな曲線を大胆に配置して葉を表現しており、清楚なブルーで矢車草を大きく絵付けする事により構図に奥行を生み出しているようです。

点と線が織りなす不思議な独特の世界観は、新しい芸術と呼ばれるアール・ヌーボーの神髄を見事に表現しており強く引き付けられます。

ローゼンブルクは、オランダの至宝と言っても過言ではない稀少性溢れる作品です。

ローゼンブルク窯の歴史を紐解くと、1883年〜1917年という非常に短い期間しか存在しておりませんでした。

それ故に現存する作品数は少ない事がお分かりになると思います。

ローゼンブルク窯は、オランダのデン・ハーグにて創業されました。1877年の美術産業博覧会を機にオランダでは新しいスタイルを模索しローゼンブルク窯が誕生しました。

稀少性が高い特徴の2つ目として、極限までの薄い作りのエッグシェル磁器という点が挙げられます。この独特な「エッグシェル」は、試行錯誤を繰り返しながら焼成に成功し1900年の万博で高い評価を受けました。

しかしながら、このエッグシェル磁器はその薄さと形状ゆえに制作にコストがかかり窯の経営が傾く結果を招きました。ローゼンブルクの繁栄は、非常に短い期間で閉窯になったのです。

この素晴らしい磁器は、現存数が少なくその多くはアムステルダム国立美術館に所蔵されています。

このような独特のスタイルを展開しているのは、ヨーロッパ広しと言えこのローゼンブルクのみであることから目の肥えた欧州の人々を魅了したに違いありません。

長い年月を経た今も、生命力と躍動感を存分に感じられる素晴らしいカップです。

稀少性の高い名品をお探しの方に、是非ともおすすめしたい作品です。