サイズ
直径27cm
フランス
メーカー
リモージュ LE TALLEC
年代
1950-60年頃
状態
目立つようなカケや傷、カンニュウなどはございません。良い状態です。
フランスのリモージュのLE TALLECは、1930年創業と比較的新しいですが設立者のCamille Le Tallecの功績をたどると素晴らしいものがあります。彼は、1906年から1991年まで存命したフランス人です。彼は1929年にパリのEcole du Louvreを卒業すると自身の工房を1930年に立ち上げました。ヴァンセンヌやセーブルの伝統技法を継承する作風を追求していく考えでの立ち上げでした。立ち上げ当初は、小さな工房でしたが30年後には英国エリザベス女王、モロッコモハメッド王、ハッサン王などの王族為に手描きのテーブルウェアを制作するようにまでなりました。1961年には、ティファニー社との共同でジュエリー制作にも関わります。ティファニーとの共同制作は、彼が死ぬ1年前まで続けられました。ティファニーとタリックは、オリジナルの個人的な特注磁器制作でも成功を収めます。本品もその特注品に該当するかと推測致します。本品の裏には手書きで、制作注文者の名前が記載されております。60年にも渡り、タリックは手描きの磁器制作を行ってきました。その図柄は375あると言われております。彼の功績を称えて2000年にはフランスの優秀工房の1つに選ばれています。彼の制作した作品はルーブル美術館にも所蔵されています。このように彼の功績をたどると、本品の素晴らしさが理解できるかと思われます。27cmの大きなプレート全面に丁寧に金彩を施し様々な草花を表現しています。さらに、その豪華な金彩の上に極彩色で素晴らしい鳥紋を描いているのです。この鳥紋の出来栄えの素晴らしさは、なかなか文章では伝えきれませんがとても躍動感と生命力に溢れております。カラフルな美しい色使いと金彩のコンビネーションが非常に見事な作品。時代はまだアンティークの域には達していないものの、逸品であることは間違いなく次世代に受け継がれる名品アンティークと言っても過言ではありません。ミュージアムピースであると自負しております。




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